
漫画能力検定(漫検)は、プロのマンガ家やイラストレーターを目指す人を対象に、その作品レベルやテクニックを客観的に評価する検定試験です。
「漫画キャラクター検定」「漫画ストーリー検定」「漫画技法検定」「漫画家アシスタント検定」「漫画基礎能力検定(インターネット検定)」の5つのカテゴリーで実施され、それぞれレベルに応じたレベル(級)が設定されています。
試験では、指定された条件・課題あるいはテーマのもとで漫画を描き、プロがそのレベルを測り、認定します。
マンガやイラストは、自分のレベルがなかなか把握しにくく、レベルアップを図る方向性も一人では見えにくいものです。
この検定を活用すれば、自分に不足しているスキルやセンスなどがある程度把握できるため、「上達への道しるべ」として受験する方も多いようです。
【似顔絵検定】
[4級]
趣味・入門的な似顔絵の描画能力を問う。特徴のデフォルメ、男女の描き分け。
[3級]
基礎的な似顔絵の描画能力を問う。特徴のデフォルメ、男女を描き分け。
[準2級]
中級程度の似顔絵の描画能力を問う。特徴を捉えてデフォルメ、老若男女の描き分け、右、左、横顔を描き分ける、簡単なアクションポーズ、簡単な背景を入れる。
[2級]
中級程度の似顔絵の描画能力を問う。特徴を捉えてデフォルメ、男女の描き分け、簡単なアクションポーズ、簡単な背景や色を入れる。
[準1級]
上級水準の似顔絵の描画能力を問う。特徴のデフォルメ、老若男女の描き分け、アクションポーズ、背景や色を入れる、簡単な風刺画を描く。
[1級]
最上級水準の似顔絵の描画能力を問う。特徴のデフォルメ、老若男女の描き分け、あおり、アクションポーズ、背景や色を入れる、擬態で描く、2名登場の風刺画を描く。
【漫画キャラクター検定】
[4級]
指定された設定のキャラクターで、指示された表情をバストアップで描く。ペン入れは行わない。
[3級]
指定された設定のキャラクターで、指示された表情をバストアップで描く。ペンを入れる。
[準2級]
指定された設定とストーリーに合わせて、2体の全身キャラクターで指定された表情や簡単なアクションを描く。
[2級]
指定された設定とストーリーに合わせて、2体の全身キャラクターで指定された表情やアクションを描く。
[準1級]
指定された設定とストーリーに合わせて、簡単な背景を描き、3体の全身キャラクターで指定された表情やアクションを描く。
[1級]
指定された設定とストーリーに合わせて、背景を描き、個性的な3体の全身キャラクターで指定された表情やアクションを描く。
【漫画ストーリー検定】
[3級]
指定されたシナリオの漫画の2ページのラフ(ネーム)を描く。
[2級]
指定されたシナリオからコマ割りを行い、2ページのラフ(ネーム)を描く。
[1級]
指定されたシナリオからコマ割りを行い、4ページのラフ(ネーム)を描く。
【漫画技法検定】
[3級]
指定されたネームを基に下書きを行い、ペンを入れて漫画を仕上げる。
[2級]
指定されたネームを基に下書きを行い、ペンやトーンや背景等を入れて漫画を仕上げる。
[1級]
指定されたネームを基に下書きを行い、ペンやトーンや背景等を入れて高い水準の漫画を仕上げる。
【漫画家アシスタント検定】
[3級]
ベタ入れ、スピード線、トーンベタ貼り、ホワイト修正、簡単な背景といったアシスタントとして基礎的な技能を用いて描く。
[2級]
集中線、ベタフラッシュ、かけ網、つやベタ、ホワイト処理、トーン削り、小物、背景の見本を参考にした背景おこしといったアシスタントとして基本的な技能を用いて描く。
[1級]
写真からの背景おこし、背景処理、効果線、トーン処理、モブシーンおこしといったアシスタントとして高い技能を用いて描く。
「漫画キャラクター検定」「漫画アシスタント検定」「似顔絵検定」・・・年4回(3月・7月・11月・2月)
「漫画ストーリー検定」「漫画技法検定」・・・年2回(7月・2月)
